終戦70年 首相談話を聞いて………

国内外に多大な戦禍をもたらした第2次世界大戦の終結から今日で70年となります。
昨日の安部晋三首相談話を聞きました。


反省とおわび「揺るぎない」と、お気持ちを表明しておりましたが、主語がハッキリしないことも含めて、いまひとつ真意が伝わらなかった気がしています。


先日 盛岡のショッピングモールで、短冊に願いを書いて笹飾りが置かれていました。
静かに揺れる短冊には、「おじいちゃん、おばあちゃんが長生きできますように」「お母さんの病気が治って、おうちに来られますように」などと書いてありました。
願い事を一つだけ書くとしたら、壮大な夢よりも、心から願わずにはいられない想いを記すのが、人間というものなのでしょう。


「聖戦」「大東亜共栄圏」等の "大義" を口実に駆り出され、死と隣り合わせの日々を生きざるを得なかった人々が沢山います。
その、細やかだが切実な家族への想いが、戦争の現実と平和の尊さを語り掛けてくるような気がします。


今日8月15日、いろいろな事を考えさせられます………。