Bonjour ☆
あれは40数年前のことです。
私は母と二人で駅のホームにて談笑しておりました。
“上京”………… 現在は3時間余りでその目的は達せられますが、、当時はある種の覚悟が必要でした。
夜行列車を待つ私は、見送りに来てくれた母と駅のホームに佇んでいたのです。
話を途切らせてしまうと溢れ出るものがあったので、あまり内容のない話を続けていたような気がします。
出発時刻となり列車が動き出します。
車窓から街灯の灯りを目に焼き付けようと思いました。
母が大きく手を振っています。
両親や家族のことが走馬灯のように頭を駆け巡ります。
私はその後、母が作ってくれた大きなおむすびを頬張ったのです。
あれから長い年月が過ぎ去りました。
『ふるさとは遠きにありて思うもの』
離れてこそ、支えてくれた存在の大きさが分かるものです。
新天地に踏み出した若者たち!
感謝の念を忘れず、未来に羽ばたいてください️
Au revoir ★