今日は何の日…♪♪

Bonjour
今日5月8日は何の日かご存じですか?
調べましたら、"松の日" なんですね。
54年間生きて来て、初めて知りました (;´_ゝ`)


「松」と言えば、この地方は「南部アカマツ」が多いですよね。
二戸市の "市の木" になっているものと思いましたら、ナント二戸市の "市の木" は「漆」でした (>_<) ちなみに岩手県九戸村などの自治体が「南部アカマツ」を象徴木にしているようです。


私は八戸から通勤をしているのですが、青森県では津軽が「ヒバ」で南部は「アカマツ」というイメージがあります。そして武家屋敷には「ケヤキ」、数寄屋造りには「アカマツ」が似合うような気がしますよね。


私が敬愛する信州長野の伊那食品工業の塚越さんは、"年輪経営" という経営の考え方を提唱されています。
信州といえば「木曽ヒノキ」が有名です。
「木曽ヒノキ」は曲がらず、比較的まっすぐ育つそうです。
ということは、年輪は規則的に刻まれているわけです。
会社も、急成長を避け、毎年少しずつ成長していける形を築くことが大切である!


まっすぐな木なので、用材としても価値が高いとのこと……。
さて、我が「南部アカマツ」! まっすぐなアカマツなど見たことがありません。
色合いも濃淡がハッキリしてますよね。
価値がない木なのでしょうか?


そんなことはないと思っています(^.^)
寺社や城郭の小屋組に用いられ、曲がった用材そのものの美を生かした梁が売りです!
重い屋根を粘り強く支え、変化に富んだ木肌が歳月とともに飴色に輝いて風合いを増すじゃないですか \(^-^)/
調べてみたら、桂離宮の梁や東大寺の柱もアカマツなそうですよ!


どうですか?! 「木曽ヒノキ」にも決して負けていませんよね。
柔らかくて肌触りが良くて、優美で気品もあります。(チョッと褒めすぎかなぁ……)
南部人と共通していると思っています。
「簡素ですが節の位置まで緻密に計算された美の象徴がアカマツなのです。」


今日は松の日です。
いつか南部アカマツで、別荘を建てるぞo(^-^o)(o^-^)o


Au revoir ♪