霜月のこんにちに想う……

高校野球のオールドファンには馴染みが無いかもしれないが、5年ほど前から一年生の野球部員による『岩手・一年生大会』というトーナメントが行われている。

予選を勝ち抜いた8チームが県営球場などに集まり対戦するのである。

昨今この大会は、開催すること自体が困難な状況になっているとのこと。

知っての通り、野球というのは9人で行われるスポーツ！

生徒の絶対数が少ない上に野球部の不人気が加わって、最低人数である9人が揃わないのである。

県北地域の学校で出場できたのは3校のみ。(福岡高校、福岡工業、久慈東)

予選の結果、我が母校である福岡高校が県大会に出場と相成る！^ - ^

そして迎えた県大会1回戦。(11月30日、県営)

なんとなんと対戦相手は　”花巻東“

先日の東北秋季大会で優勝し、春の選抜出場当確の、あの花巻東…………(/ _ ; )

いくら一年生大会とはいえ、神様は辛い試練を与えたのだ。

佐々木麟太郎君は出るのだろうか？

結果は予想通り⁇ T_T 10対0 のコールドゲーム。

強豪私立に善戦できるのは「秋」のみなのに…。

かつての福岡高校野球部は輝いていた

「ベスト8までは観に行かなくても大丈夫！」が合言葉だった。

もうあのような栄光は味わえないのだろうか。

穏やかな西日がグランドを低く照らし、風に舞う落ち葉の風景が物寂しさを誘う。

我が母校にも晩秋の訪れを感じる今日このごろである…